神奈川県の2026年桜開花予想
2026年の神奈川県における桜の開花は、ウェザーニューズの予想によると3月22日(日)に横浜で開花し、東京に続いて全国でも早い時期の開花となる見込みです。関東・甲信地方全体では平年並かやや早い開花が予想されており、3月の気温が平年より高く推移することから、昨年と同じ時期に開花する見通しとなっています。
2026年の開花・満開予想日
神奈川県内の主要スポットにおける開花と満開の予想日は以下の通りです。
| スポット名 | 開花予想日 | 満開予想日 |
|---|---|---|
| 三溪園(横浜市) | 3月22日(日) | 3月30日前後 |
| 小田原城址公園 | 3月25日前後 | 4月4日前後 |
| 県立三ツ池公園(横浜市) | 3月下旬 | 4月上旬 |
一般的に、桜は開花宣言の発表後約7日から10日以内に満開を迎えます。神奈川県では例年3月下旬から4月上旬が桜の見頃時期となっており、2026年もこの傾向に沿った開花が予想されています。
桜の種類による開花時期の違い
神奈川県内では、品種によって開花時期が大きく異なります。
- 早咲きの桜(2月中旬~3月上旬):河津桜、寒緋桜、おかめ桜など
- 一般的な開花時期(3月下旬~4月上旬):ソメイヨシノ、大島桜、山桜など
- 遅咲きの桜(4月中旬~下旬):八重桜、鬱金桜など
このように開花時期がずれることで、2月から4月にかけて長期間にわたって桜を楽しむことができるのが神奈川県の特徴です。
神奈川県の人気お花見スポット(桜名所)
神奈川県内には数多くの桜の名所があります。ここでは特に人気の高いスポットをエリア別にご紹介します。
横浜エリアの桜名所
三溪園(横浜市中区)
三溪園は、約17万5000平方メートルの広大な日本庭園に、三重塔など京都や鎌倉から集められた17棟の歴史的建造物が点在する名所です。約250本の桜が咲き誇り、古建築と桜が調和した風情豊かな景観が楽しめます。
園内では9種類の桜が植えられており、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラのほか、三溪園の創設者・原三溪が岐阜県柳津町出身であったことから、関東圏では珍しい岐阜県ゆかりの桜3種(淡墨桜2世、荘川桜2世、柳津高桑星桜)も見ることができます。
例年3月28日頃から4月6日頃まで「桜ライトアップ」が開催され、日没から21時まで開園時間が延長されます。ライトアップにより、旧燈明寺三重塔や桜が黄金色に照らされ、昼間とは異なる幻想的な夜桜を楽しめます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 桜の本数:約250本
- 主な品種:ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラなど9種類
- アクセス:JR根岸駅から横浜市営バスで約10分「本牧」下車徒歩10分
- 入園料:大人900円、小中学生200円
- ライトアップ:3月28日~4月6日頃 18:00~21:00(最終入園20:30)
県立三ツ池公園(横浜市鶴見区)
県立三ツ池公園は「日本さくら名所100選」に選ばれている神奈川県を代表する桜の名所です。公園の名前の由来となった上・中・下の3つの池を中心に、約29万7000平方メートルの起伏に富んだ豊かな自然が広がっています。
最大の魅力は、78品種約1600本という多彩な桜が楽しめることです。2月中旬に咲き始める寒桜を皮切りに、河津桜、ソメイヨシノ、八重桜、ウコンザクラ、ヨコハマヒザクラなど珍しい品種も含め、早咲きから遅咲きまで時期をずらして咲くため、長期間にわたって桜を楽しむことができます。
3つの池の周囲を桜が囲み、水面がピンク色に染まる景色は圧巻です。それぞれの桜の花の特徴を見比べながら散策するのがおすすめの楽しみ方です。
- 見頃時期:2月中旬~4月中旬(品種により異なる)
- 桜の本数:約1600本
- 主な品種:78品種(ソメイヨシノ、カンザクラ、河津桜、八重桜、ヨコハマヒザクラなど)
- アクセス:JR鶴見駅西口から臨港バスで約15分「公園正門」下車すぐ
- 駐車場:150台(有料)
大岡川プロムナード(横浜市南区)
大岡川沿いに続く全長約3.5kmのプロムナードには、約500本の桜が植えられており、横浜市有数の桜の名所として人気です。川沿いに続く桜並木は桜のトンネルのようになり、散策しながら桜を楽しむことができます。
開花期間中は観音橋(弘明寺商店街)から清水橋の区間にぼんぼりが灯り、淡いピンク色の桜がライトアップされます。夜には昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。プロムナード途中にある「横浜弘明寺商店街」では、名店が軒を連ね、お花見とともに食べ歩きも楽しめます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 桜の本数:約500本
- 主な品種:ソメイヨシノ
- アクセス:京急本線弘明寺駅から徒歩5分、地下鉄弘明寺駅から徒歩3分
- ライトアップ:あり
みなとみらい さくら通り(横浜市西区)
JR桜木町駅から横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜へと続く約500mの桜並木は、みなとみらいエリアを代表する桜スポットです。淡紅色と白色が美しいソメイヨシノが毎年咲き誇り、都会的な景観と桜のコラボレーションが楽しめます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 主な品種:ソメイヨシノ
- アクセス:JR桜木町駅から徒歩すぐ
掃部山公園(横浜市西区)
桜木町駅から徒歩15分の高台に位置する公園で、みなとみらい21の高層ビル群を眼下に臨むことができます。桜の名所としても知られており、横浜開港に貢献した井伊直弼の銅像が桜に囲まれた広場に立っています。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR桜木町駅から徒歩15分
根岸森林公園(横浜市中区)
日本初の本格的洋式競馬場の跡地につくられた広大な公園です。旧一等馬見所をバックに、緩やかな起伏の芝生の周りに約350本の桜が植えられています。広大な芝生の上でお花見を楽しむにはもってこいのスポットです。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 桜の本数:約350本
- アクセス:JR根岸駅・山手駅から徒歩またはバス
港の見える丘公園(横浜市中区)
横浜港を見下ろす小高い丘に位置し、横浜ベイブリッジが見渡せる絶好のビューポイントです。神奈川近代文学館周辺の桜が見事で、中でも樹齢約90年と推定される「芸亭の桜」は命名の由来の碑も建っています。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩5分
県央エリアの桜名所
相模原公園(相模原市南区)
相模原市内でも有数の桜の名所で、「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。市役所さくら通りから西門交差点までの約1.6kmに、約300本のソメイヨシノが植えられています。桜の開花期間には桜のライトアップも行われ、夜桜が楽しめます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 桜の本数:約300本
- 主な品種:ソメイヨシノ
- ライトアップ:あり
城山公園(綾瀬市)
鎌倉時代源頼朝の御家人として活躍した渋谷重国の居城跡と伝えられる公園で、市内で2番目に大きい公園です。園内には市内最長のローラーすべり台のある遊具広場があり、家族連れにも人気です。3月下旬からは桜の広場で「かながわの花の名所100選」に選ばれた桜が鑑賞できます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- アクセス:小田急・相鉄・JR海老名駅から綾瀬市役所行きバスで約15分「城山公園」下車すぐ
飯山白山森林公園(厚木市)
飯山観音の裏山に位置する約33haの自然公園です。飯山観音の桜は「かながわの景勝50選」に選ばれた名所として有名で、例年飯山観音から白山森林公園へ続く約600mの参道には満開の桜が咲き乱れます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- イベント:あつぎ飯山桜まつり開催予定
湘南・小田原エリアの桜名所
小田原城址公園(小田原市)
国指定史跡である小田原城址公園は、「日本さくら名所100選」に選定されている桜の名所です。復興された天守閣を中心に、約300本のソメイヨシノが咲き誇り、天守閣やお堀を背景に春爛漫の景色を楽しめます。
桜の時期には日没後にライトアップが実施され、LEDライトによって時間帯によって色彩が変化する演出が施されます。本丸広場の桜にはエンターテイメント照明が行われ、1日を通して桜を楽しむことができます。
桜の開花時期は小田原城周辺の道路が大変混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されています。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 桜の本数:約300本
- 主な品種:ソメイヨシノ、枝垂桜
- アクセス:JR・小田急電鉄・箱根登山鉄道小田原駅から徒歩10分
- ライトアップ:開花期間中実施
衣笠山公園(横須賀市)
横須賀市を代表する桜の名所で、「日本さくら名所100選」に選ばれています。園内には約2000本の桜が植えられており、山全体がピンク色に包まれる景色は圧巻です。早咲きの桜が3月中旬から咲き始め、広々とした公園内では散策しながら桜を楽しむことができます。
- 見頃時期:3月中旬~4月上旬
- 桜の本数:約2000本
- アクセス:JR衣笠駅からバス
鶴岡八幡宮(鎌倉市)
鎌倉を代表する神社で、源頼朝像が鎮座する広場や境内に桜が咲き誇ります。歴史的建造物と桜の組み合わせが美しく、古都鎌倉ならではの風情が楽しめます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR鎌倉駅から徒歩10分
源氏山公園(鎌倉市)
源義家が後三年の役で奥州に向かう際、源氏の象徴である白旗を立て勝利を祈願したことに由来する公園です。源頼朝像が鎮座する広場周辺に桜が咲き、鎌倉の歴史を感じながらお花見ができます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR鎌倉駅から徒歩約20分
高麗山公園(平塚市・大磯町)
平塚市と大磯町にまたがる約140haの風致公園です。湘南地域全域を見下ろす絶景が楽しめる湘南平ゾーンは、「神奈川県の景勝50選」にも選ばれた桜と眺望の名所で、ソメイヨシノやオオシマザクラなど多くの桜が咲き乱れます。夜間は夜景スポットとしても人気です。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 主な品種:ソメイヨシノ、オオシマザクラ
秦野市カルチャーパーク(秦野市)
スポーツ施設や図書館などが一体となったレクリエーション施設で、目の前を流れる水無川沿いでは約1.1kmにわたる桜並木を楽しめます。見渡す限り続く桜のトンネルは、夜のライトアップで昼とは違う雰囲気も味わうことができます。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- ライトアップ:あり
三浦半島エリアの桜名所
三浦海岸の河津桜(三浦市)
神奈川県で最も人気の高い桜名所の一つで、三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの京急線沿線沿いに、早咲きの河津桜が広がります。2月中旬から3月上旬にかけて満開となり、桜の木の下には菜の花も植えられており、ピンクと黄色のコントラストが見事です。
河津桜が楽しめる時期には「三浦海岸桜まつり」が開催され、三浦海岸駅前や会場までの道のりで地元の野菜販売や飲食店が多く出店します。夜間にはライトアップも行われます。
- 見頃時期:2月中旬~3月上旬
- 主な品種:河津桜
- アクセス:京急線三浦海岸駅下車すぐ
- イベント:三浦海岸桜まつり
- ライトアップ:あり
県西エリアの桜名所
西平畑公園(足柄上郡松田町)
松田山ハーブガーデンがさくら色に染まる人気スポットです。2月中旬から3月上旬にかけて早咲きの河津桜が咲き、「まつだ桜まつり」が開催されます。桜と菜の花、さらに富士山を望む絶景が楽しめます。
- 見頃時期:2月中旬~3月上旬
- 主な品種:河津桜
- アクセス:小田急線新松田駅から徒歩約20分、JR松田駅から徒歩約15分
- イベント:まつだ桜まつり
長興山紹太寺(小田原市)
江戸時代の藩主稲葉正則が植えたといわれる樹齢推定350年以上のしだれ桜があります。高さ約13m、株元周囲約4.7mという巨木で、満開になると枝が滝のように垂れ下がり実に見事です。市の天然記念物に指定されています。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 主な品種:しだれ桜
おおいゆめの里(足柄上郡大井町)
河津桜が見られる穴場スポットで、夜桜のライトアップも実施されます。
- 見頃時期:2月中旬~3月上旬
- 主な品種:河津桜
- ライトアップ:あり
川崎エリアの桜名所
二ヶ領用水(宿河原堤桜並木)(川崎市多摩区)
自然と触れ合える桜満開の散策路として人気です。川沿いに続く桜並木は、のんびりと散策するのに最適なスポットです。
- 見頃時期:3月下旬~4月上旬
- 主な品種:ソメイヨシノ
桜の見頃を逃さないためのポイント
開花情報をこまめにチェック
桜の開花は気温に大きく左右されるため、開花予想日はあくまで目安です。実際の開花状況は、気象庁の発表や各スポットの公式サイト、SNSなどで最新情報を確認しましょう。特に見頃の時期を逃さないためには、開花宣言後の天候にも注意が必要です。
満開時期を狙う
桜は開花から約7~10日で満開を迎えます。満開の桜は開花直後よりも豪華で見応えがありますが、満開後は強風や雨で散ってしまうことも多いため、天気予報も合わせて確認することが大切です。満開の桜を楽しむなら、開花後1週間前後が狙い目です。
早咲き・遅咲きの桜も活用
ソメイヨシノの見頃を逃してしまっても、神奈川県内には早咲きから遅咲きまで様々な品種の桜があります。2月中旬から楽しめる河津桜や、4月中旬まで楽しめる八重桜など、時期をずらせば長くお花見を楽しむことができます。
混雑を避けるコツ
人気の桜名所は週末や満開時期に大変混雑します。混雑を避けたい場合は、平日や早朝、夕方の時間帯を狙うのがおすすめです。また、ライトアップを実施しているスポットでは、夜桜を楽しむのも混雑回避の一つの方法です。
特に小田原城址公園や三浦海岸など車でのアクセスが便利なスポットは、桜の時期には駐車場が満車になったり周辺道路が渋滞したりすることが多いため、公共交通機関の利用が推奨されています。
2026年のお花見を楽しむために
お花見マナー
美しい桜を守り、誰もが気持ちよくお花見を楽しめるよう、以下のマナーを守りましょう。
- 桜の枝を折らない、木に登らない
- ゴミは必ず持ち帰る
- 場所取りは節度を持って行う
- 大声を出したり、迷惑行為をしない
- 火気の使用が禁止されている場所では使用しない
- レジャーシートやテントなど、持ち込みが制限されているスポットでは持ち込まない
お花見の持ち物
快適にお花見を楽しむための持ち物をご紹介します。
- レジャーシート(持ち込み可能なスポットの場合)
- ウェットティッシュ、除菌シート
- ゴミ袋
- 防寒具(早朝や夜桜見物の場合)
- カメラ、スマートフォン(充電も忘れずに)
- 飲み物、軽食
アクセスと駐車場情報
神奈川県内の主要な桜名所は、公共交通機関でのアクセスが便利です。横浜や川崎エリアは電車やバスの本数も多く、小田原や鎌倉なども駅から徒歩圏内のスポットが多数あります。
車でのアクセスを検討する場合は、桜の時期は駐車場が混雑することを考慮し、早めの時間帯に到着するか、周辺のコインパーキングも含めて駐車場を探すことをおすすめします。三溪園や県立三ツ池公園などには専用駐車場がありますが、桜の時期は有料となる場合や料金が変わる場合があるため、事前に確認しましょう。
まとめ
神奈川県の2026年の桜開花は、3月22日に横浜から始まり、3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎える予想です。「日本さくら名所100選」に選ばれた県立三ツ池公園や小田原城址公園、衣笠山公園をはじめ、三溪園、大岡川プロムナード、三浦海岸の河津桜など、県内には魅力的な桜スポットが数多くあります。
早咲きの河津桜は2月中旬から楽しめ、ソメイヨシノは3月下旬から4月上旬、遅咲きの八重桜は4月中旬まで楽しめるため、長期間にわたって桜を楽しむことができます。ライトアップを実施するスポットも多く、昼間とは異なる幻想的な夜桜も見どころです。
最新の開花情報をチェックしながら、マナーを守って、2026年の神奈川県の桜を存分にお楽しみください。