鳥取県の桜が楽しめる時期はいつ?
鳥取県の桜開花時期は、例年3月下旬から4月上旬にかけてが見頃となります。2026年の開花予想では、3月28日頃に開花し、4月上旬に満開を迎える見込みです。
2026年1月8日に発表されたウェザーニューズの第一回桜開花予想によると、鳥取県の代表的な桜名所である打吹公園では3月28日に開花予想となっており、平年並みの開花時期となる見込みです。中国地方全体では平年並みの開花となり、昨年と比較しても同じ時期に開花を迎えるとされています。
鳥取県の桜開花から満開までの期間
桜は開花宣言の発表後、一般的に7日から10日程度で満開を迎えます。鳥取県も同様のペースで推移するため、3月下旬に開花した場合、4月上旬から中旬にかけてが最も美しい満開の桜を楽しめる時期となります。
ただし、開花時期はその年の気温や気候条件によって前後することがあります。特に3月の気温が平年より高めに推移すると開花が早まり、低めだと遅れる傾向にあります。お花見の計画を立てる際は、直前の開花状況を確認することをおすすめします。
鳥取県の人気お花見スポットランキング
鳥取県には歴史ある桜の名所が数多く存在します。ここでは、特に人気の高いお花見スポットをランキング形式でご紹介します。
第1位:湊山公園(米子市)
鳥取県で最も人気の高い桜名所が、米子市にある湊山公園です。中海に面した立地で、約500本のソメイヨシノが咲き誇ります。
毎年3月下旬から4月上旬にかけて「米子桜まつり」が開催され、期間中は約40店舗もの屋台が出店し、大変な賑わいを見せます。夜になると大小約100本のボンボリが点灯し、桜や公園内をライトアップする「サクライルミ」では幻想的な夜桜を楽しむことができます。
中海沿いの遊歩道に桜並木が植えられており、花見と一緒に散策を楽しめるのも魅力です。近くを流れる加茂川では遊覧船から桜を眺めることも可能で、水上からの桜観賞という特別な体験ができます。
基本情報
- 住所:鳥取県米子市西町
- 桜の本数:約500本
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR米子駅から徒歩15分
- 駐車場:あり(約100台・無料)※花見シーズンは混雑するため公共交通機関の利用推奨
第2位:打吹公園(倉吉市)
倉吉市のシンボル・打吹山のふもとに広がる打吹公園は、「日本さくら名所100選」にも選定されている山陰随一の桜の名所です。
1904年(明治37年)に大正天皇が皇太子の時に山陰を訪れたのを記念して造園された歴史ある公園で、春になると多種多様な桜が咲き誇ります。園内の羽衣池を中心とする池泉式庭園では、水面に映る桜の美しさが格別です。
桜まつり期間中は約300個の小ボンボリが点灯され、羽衣池に映る幻想的な桜を楽しめます。2026年も3月下旬から6月下旬にかけて「倉吉春まつり」が開催予定で、各種イベントも催されます。
また、園内には倉吉博物館や小動物コーナーもあり、家族連れでも一日中楽しめるスポットとなっています。「日本の都市公園100選」や「森林浴の森100選」にも選ばれており、自然の中での散策も魅力の一つです。
基本情報
- 住所:鳥取県倉吉市仲ノ町
- 桜の本数:多種多様(ソメイヨシノ他)
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR倉吉駅から市内行きバスで約12分「赤瓦・白壁土蔵」下車徒歩10分、または市役所経由バスで約15分「市役所・打吹公園入口」下車すぐ
- 駐車場:あり(市役所周辺に無料駐車場)
第3位:袋川堤防の桜(鳥取市)
鳥取市の中心を流れる袋川沿いに約1.5kmにわたって続く桜並木です。鳥取駅から徒歩約10分とアクセスが良く、気軽に訪れることができる人気スポットです。
昭和27年の鳥取大火で焼失した桜土手を、京都大学助教授の瀬川弥太郎氏が10年にわたり800本の桜の苗木を匿名で送り続け、市民と行政が協力して見事に復活させた歴史があります。この功績をたたえる記念碑「桜土手の碑」が袋川沿いに建立されています。
夜にはボンボリが点灯され、夜桜を楽しむこともできます。川沿いの遊歩道を散策しながらお花見ができるため、のんびりと春の訪れを感じられるスポットです。
基本情報
- 住所:鳥取県鳥取市元町~材木町(若桜橋~湯所橋)周辺
- 桜の本数:約800本
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR鳥取駅から徒歩約10分
鳥取県のおすすめ桜名所スポット一覧
ランキング上位以外にも、鳥取県には魅力的な桜名所が多数あります。それぞれの特徴とともにご紹介します。
久松公園(鳥取城跡)(鳥取市)
標高263mの久松山麓にある鳥取城跡を整備してつくられた公園で、「さくら名所100選」に選ばれています。ソメイヨシノを中心に約240本の桜が咲き誇り、鳥取を代表する桜の名所となっています。
石段を上がった二ノ丸は鳥取市街地を一望できる絶景スポットで、桜と市街地の眺望を同時に楽しめます。お堀端と二ノ丸では毎年3月下旬から4月上旬にぼんぼりでライトアップされた夜桜を楽しめ、「鳥取城跡ライトアップ」と同時開催されます。
基本情報
- 住所:鳥取県鳥取市東町
- 桜の本数:約240本
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR鳥取駅から100円循環バスくる梨(緑コース)で8分「仁風閣・県立博物館」下車すぐ
鹿野城跡公園(鳥取市)
戦国時代の城主亀井氏の居城跡で、内堀や外堀が残る歴史的な雰囲気の中、約500本のソメイヨシノが見事に咲き誇ります。
特に夜桜が有名で、鳥取県内でも屈指の夜桜スポットとして知られています。3月下旬から4月上旬にはぼんぼりなどで夜間ライトアップされ、お堀の水面に映る桜が幻想的な光景を作り出します。お堀の奥に見える赤い橋と水面に映る桜は、写真好きの方に人気のカメラスポットとなっています。
基本情報
- 住所:鳥取県鳥取市鹿野町鹿野
- 桜の本数:約500本
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR鳥取駅から車で約30分、JR浜村駅から路線バス「鹿野町総合支所前」下車徒歩約10分
因幡千本桜・桜の園(鳥取市)
鳥取県立布勢総合運動公園(Yamataスポーツパーク)の一部にある桜の名所で、名前の通り約1,000本ものソメイヨシノが開花します。
園内は広大で、芝生広場を囲むように桜が植えられているため、大人数での花見や体を動かす遊びを楽しむのにぴったりです。駐車場も多数あるため、車でのアクセスも安心です。
基本情報
- 住所:鳥取県鳥取市大桷210
- 桜の本数:約1,000本
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- アクセス:JR鳥取駅からバス吉岡線約15分「布勢」下車徒歩約5分
湖山池・青島公園(鳥取市)
日本一大きい池・湖山池に浮かぶ青島にある公園で、30種類約500本の桜が楽しめます。特徴的なのは、桜と菜の花を同時に楽しめることで、桃色と黄色のコントラストが美しい絶景スポットとなっています。
ソメイヨシノが散り始める頃から遅咲きの桜が咲き始めるため、比較的長期間にわたって桜を楽しむことができます。
基本情報
- 住所:鳥取県鳥取市高住
- 桜の本数:約500本(30種類)
- 例年の見頃:4月上旬~中旬
船上山万本桜公園(琴浦町)
標高615mの船上山は後醍醐天皇ゆかりの地として知られており、その麓にある公園です。1987年に「むらおこし事業」の一環として住民の手で桜が植樹されました。
4月上旬にはソメイヨシノ、4月下旬には遅咲きのヤエザクラを楽しめるため、長期間にわたって桜を楽しむことができるスポットです。
基本情報
- 住所:鳥取県東伯郡琴浦町山川
- 例年の見頃:4月上旬~4月下旬
- アクセス:JR山陰本線赤碕駅からタクシーで20分
法勝寺川土手(南部町)
鳥取県南部町の法勝寺川の土手沿いに約5.3kmにわたり桜並木が連なっており、春には見事な桜のトンネルとなります。
桜の季節にはボンボリが灯り、多くの花見客で賑わいます。また法勝寺川畔の小高い山にある城山公園周辺にも多数の桜があり、頂上からは桜越しにかつて宿場町として栄えた法勝寺地区の景色を楽しめます。
基本情報
- 住所:鳥取県西伯郡南部町法勝寺
- 桜並木の長さ:約5.3km
- 例年の見頃:3月下旬~4月中旬
- アクセス:JR山陰本線米子駅からタクシーで20分
智頭川堤(智頭町)
智頭川畔に町民によって植樹された170本のソメイヨシノが見事な成木となり、1,300mにわたって咲き誇ります。鳥取県でも有数の桜の名所として知られています。
基本情報
- 住所:鳥取県八頭郡智頭町
- 桜の本数:約170本
- 桜並木の長さ:約1,300m
- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
境台場公園(境港市)
江戸時代には砲台であった場所で、漁港の近くにあり、240本のソメイヨシノが咲き誇ります。公園内にある境港灯台の中から見下ろす桜は絶景です。
桜まつりの期間中は夜間にボンボリでライトアップされ、夜桜を楽しむことができます。
基本情報
- 住所:鳥取県境港市花町
- 桜の本数:約240本
- 例年の見頃:4月上旬
鳥取県で夜桜・ライトアップが楽しめるスポット
桜を昼間だけでなく、ライトアップされた幻想的な夜桜として楽しめるスポットをご紹介します。
夜桜が楽しめる主なスポット
湊山公園では、米子桜まつり期間中に大小約100本のボンボリが点灯し、「サクライルミ」と呼ばれる桜や公園内のライトアップが実施されます。中海に面した立地で、夕焼けと桜のコラボレーションも楽しめるのが特徴です。
打吹公園では、約300個の小ボンボリが点灯され、羽衣池に映る幻想的な桜を観賞できます。赤い橋の架かる羽衣池と、それを囲う明かりに照らされた夜桜の情景は深い趣があります。
鹿野城跡公園の夜桜は、鳥取県内でも特に有名で、お堀の水面に映る桜が幻想的な光景を作り出します。写真好きの方も多く集まる人気スポットです。
久松公園(鳥取城跡)では、お堀端と二ノ丸でぼんぼりによるライトアップが実施され、「鳥取城跡ライトアップ」と同時開催されることで、より一層美しい夜桜を楽しむことができます。
鳥取県の桜を楽しむための注意点とアドバイス
混雑対策と駐車場について
人気の桜名所では、見頃の週末や桜まつり期間中は大変混雑します。特に湊山公園や打吹公園などの主要スポットでは、駐車場が満車になることも多いため、公共交通機関の利用がおすすめです。
車で訪れる場合は、平日や早朝の時間帯を選ぶと比較的スムーズに駐車できます。また、近隣の有料駐車場の利用も検討すると良いでしょう。
お花見のベストタイミング
満開の桜を楽しみたい場合は、開花から約1週間後が目安です。ただし、天候によって前後するため、訪れる直前に各観光協会や公式サイトで最新の開花状況を確認することをおすすめします。
朝の早い時間帯は人出が少なく、ゆっくりと桜を鑑賞できます。また、夕方から夜にかけては、ライトアップされた幻想的な夜桜を楽しむことができます。
服装と持ち物
3月下旬から4月上旬の鳥取県は、日中は暖かくなりますが、朝晩はまだ冷え込むことがあります。特に夜桜を楽しむ場合は、羽織るものを持参することをおすすめします。
また、公園内での花見では、レジャーシート、飲み物、ゴミ袋などを持参すると便利です。ただし、公園によってはシートを広げての飲食が制限されている場所もあるため、事前に確認しましょう。
まとめ:鳥取県で2026年の桜を満喫しよう
鳥取県には「日本さくら名所100選」に選ばれた打吹公園や久松公園をはじめ、歴史と風情あふれる桜の名所が数多く存在します。2026年の開花予想は3月下旬頃とされており、平年並みの時期に美しい桜を楽しむことができそうです。
湊山公園の約500本のソメイヨシノ、鹿野城跡公園の水面に映る幻想的な夜桜、因幡千本桜の約1,000本の桜など、それぞれのスポットに独自の魅力があります。桜まつりや夜桜ライトアップなどのイベントも充実しており、昼夜を問わず桜を満喫できます。
お花見の計画を立てる際は、最新の開花情報を確認し、混雑を避けるために平日や早朝の訪問、公共交通機関の利用を検討すると良いでしょう。春の鳥取県で、美しい桜とともに素敵な思い出を作ってください。